サイボウズからのお知らせ

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kintone API レコード一括取得APIのoffsetの上限値制限について(2020/4/15更新)

2019.08.02

kintoneのAPI仕様変更についてご案内いたします。
重要な内容となりますので、お客様のAPIご利用状況とあわせて、ご確認いただけますようお願いいたします。
<2020/4/15更新内容>
制限による挙動について「4.制限仕様について」を追記しました。

1.仕様変更のご案内

レコード一括取得APIのoffsetの上限値を10,000までに制限します。
上限値の適用は2020年7月の定期メンテナンスで実施します。

2. 仕様変更の背景

レコード一括取得APIでoffsetに大きな値を指定した場合、サーバーに非常に高い負荷がかかることが確認されています。
これを回避するため、レコード一括取得APIのoffsetの上限値を10,000までに制限するとともに、大量データの一括取得を行っても負荷の低い(現行のレコード一括取得APIと比較して)API「cursor.json」を新しく提供することにしました。
kintoneのサービス全体の負荷を軽減し、対障害性や安定運営に寄与することを目的とした仕様変更の為、何卒ご対応のほどよろしくお願いします。

3. 本件仕様変更にかかる対応方法

<レコード一括取得APIを使ってカスタマイズしているお客様>
本件仕様変更に伴い、現行のレコード一括取得APIでoffset値が10,000を超えている場合は、
2020年7月の上限値の適用日までに、APIの書き換えを行っていただく必要があります。
現行のレコード一括取得APIを書き換えるには、以下の解説記事をご確認の上、ご対応をお願い致します。

<kintone プラグイン・連携サービスをお使いのお客様>
現在お使いのkintone プラグイン・連携サービスでもレコード一括取得APIを利用している場合がございます。
各サービスの対応状況については、以下のプラグイン・連携サービスの対応状況サイトをご確認ください。

>>offsetの上限制限に伴うプラグイン・連携サービスの対応状況
※対応状況は随時更新されます
※対応状況の詳細については、提供会社様にお問い合わせください

4.制限仕様について(2020/4/15追記)

2020年7月の定期メンテナンス以降、レコード一括取得APIでoffset上限値10,000を超える処理を行った場合、そのリクエストは処理されなくなります。
ただし、2020年7月の定期メンテナンス以前からご利用いただいているお客様については、kintone管理者および該当のアプリ管理者の画面上に「上限値を超過した旨」が警告表示され、リクエストは処理される仕様となっています。
※警告が表示されたお客様は上記「3. 本件仕様変更にかかる対応方法」をご確認の上、対応のご検討をお願いします。

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