GHOST 脆弱性への対応について(2015/02/03)
平素よりサイボウズ製品をご利用いただき誠にありがとうございます。
2015 年 1 月 28 日に発表され、1 月 29 日に IPA 情報処理推進機構より注意喚起されております
「glibc の脆弱性(CVE-2015-0235)」(通称:GHOST) に関する弊社の対応につきまして、以下のとおりご報告申し上げます。
【 1 】 GHOST 脆弱性とその対策
GHOST は、Linux で一般的に利用されているライブラリ glibc に存在するバッファオーバーフローの脆弱性で、攻撃者がこれを
悪用すると、アプリケーションの異常終了や任意のコードの実行が可能となります。
これは製品を導入しているサーバーの OS に関する脆弱性ですので、製品のインストールされている Linux サーバーに対して、
GHOST に対応したアップデートを適用いただくことが必要となります。対応状況については各サーバーベンダーからの情報を
ご参照ください。
【 2 】 サイボウズが提供しているサービスの対応状況
GHOST は製品の脆弱性ではないため、パッケージ製品に関しては特に対策を講じません。
弊社が提供しているサービスにおける、現在までの対応状況は以下のとおりです。
サービス | 対応状況 |
サイボウズ Office on cybozu.com |
1/28 対応済 |
メールサーバー on cybozu.com | 1/30 対応済 |
V-CUBE ミーティング on cybozu.com |
対応時期調整中 |
サイボウズホームページの一部 |
対応の必要性と対応時期を確認・調整中 |
【 3 】 本件に関するお問い合わせ
本件についてご不明な点がございましたら、お問い合わせよりお問い合わせください。